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日常の疑問にお答えします。

定期接種と任意接種の違いとは?また定期接種の種類はたくさんある?わかりやすい覚え方とは。

定期接種と任意接種の違い

特例臨時接種として無料接種できる新型コロナワクチン

は2024年3月まで継続とし、定期接種となることを厚

労働省が検討しています。実施の場合、定期予防接種は、

B型肝炎ワクチンなどと同じで公費負担のため無料で接種

できます。予防接種には、現在コロナで進められている

「特例臨時接種」のほかに、公費負担による無料や低額で

受けられる「定期接種」、季節性インフルエンザなど自己

負担で受ける「任意接種」があります。



無料なのになぜ特例臨時接種から定期接種化を検討? 

新型コロナワクチン接種は、感染拡大を予防するために

緊急の必要があるとして2021年2月から「特例臨時接

種」として無料接種が開始されました。現在はオミクロ

ン株対応のワクチン接種が進められています。新型コロ

ナの感染状況は感染拡大の波ごとに感染者数は多くなっ

ていますが重症化する人の割合は小さくなっています。

感染拡大ごとに緊急時対応を繰り返すことで医療現場が逼迫

している現状から、一般の医療機関でも診察や入院の受け

入れができるようにするのが目的です。つまり、かかりつ

けの病院でも普通に診察できるようになるのですが、コロ

ナは普通の風邪ではなく、肺炎です。しかも変異を続けて

感染力が強くなっているウイルス性肺炎です。重症化しや

すい高齢者への感染対策が必要と思います。さらに重症化

してしまった方への医療環境の整備を早く進めないと、医

療逼迫の現状は変わらないと思います。一方で、経口治療

薬の開発も進んでいるとは思いますが、18歳未満の方や、

妊娠している女性には投与できないほか、新型コロナ以外

の病気の他の薬と併用できないケースもあるそうです。まだ

一般に出回るには時間がかかるのかもしれません。当面は

ワクチン接種による予防が現実的のようです。

 

 

かかりつけ医と相談しながら計画的にワクチン接種が必要

厚生労働省は季節性インフルエンザなどと同じ「5類」

への引き下げも検討し始めています季節性インフルエ

ンザと同じの「5類」にした場合は、無料の定期予防接

種から任意予防接種による有料化となります。「5類」へ

の引き下げを行うのであれば、季節性インフルエンザの

ワクチンのように年1~2回の接種で済むようにしてほ

しいところです。新型のウイルスですのでインフルエン

ザのようにデータが揃っているわけではないので「5類」

への引き下げはまだ早いような気もします。当面は実施

予定の来年3月までの無料のうちに予防接種を受けたい

ところですが、どのくらいの間隔で何回接種すれば良いか

分かりません。かかりつけの医師に相談しながら定期接種

を受けるのが良いようです。



まとめ

接種については、ワクチンで防げるコロナを含めた感染症

を予防の観点からワクチンを接種することは同意です。特に

重症化しやすい高齢者の方は計画的に接種したほうが良い

と思います。加えて乳児の予防接種間隔が空くと、感染症

に罹患するリスクが高くなるとの報告もあります。定期接

種に移行したとしても、定められている年齢の期間内であ

れば、公費負担により無料で接種できますので、かかりつけ

の医者に相談しながら接種を進めたほうが良いです。一方

でウイルスは変異し続けていますので感染拡大はいつでも

起こり得ます。感染拡大した際に、すぐに「2類」に引き

上げるのではなく、例えば「5類」の特例措置を設置するな

ど「5類」でありながら時限的に無償接種を特例とする制度を

設置しても良いと思います。または「5類」とは別の分類制度

を設置しても良いと思います。加えて新薬の開発と厚労省

可を進めていくことも必要です。ただしいくら「5類」に引き

下げようと感染しないことに越したことはないです。感染し

ないように自分で出来る限りの感染防止をすることも忘れない

ようにしたいものです。